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PROJECT 01

災害時に最適な判断を下すための防災システムを全国に広めていく。 災害時に最適な判断を下すための防災システムを全国に広めていく。

岡 みなみ

社会システム事業部
2012年入社/工学研究科化学工学専攻卒

大学院では分離工学を専攻し、化学工場で排水を処理するための分離膜を生成する研究に打ち込む。当社に入社を決めたきっかけは、幅広い領域に挑戦でき、情報系以外の学部出身者の視点を求めていると知ったからだそうだ。同じ学科の女性の先輩が入社していたことも心強かったという。入社1年目の後半から現プロジェクトの前身にあたるプロジェクトに参加する。

The Real Project
自治体向けの防災システム開発の全国展開プロジェクト 自治体向けの防災システム開発の全国展開プロジェクト

たとえば地震や台風、豪雪、火災などの災害が発生した際、自治体の職員の方々は様々な情報を集約し、最適な判断を下す必要がある。その際に役立つ支援ツールとしてアドソル日進が開発したのがGIS(地理情報システム)を搭載した自治体向けの防災システムだ。昨今の全国的な防災対策に力を入れようとする機運が高まる中、このシステムも注目を集めはじめ、一つの自治体の受注実績を契機にアドソル日進では全国展開で受注を図るプロジェクトを発足した。

このプロジェクトの始まった背景を
教えてください。

アドソル日進では昔から防災時の業務支援システムの開発を手がけていました。そして、お客様からの要望があるごとに細かなバージョンアップを重ねていたのです。それが4年前、世界シェアNo.1のGIS(地理情報システムサービス)エンジンである“ArcGIS”を活用し、地図上に様々な情報を視覚的に配置できるシステムを開発したことで格段に性能が飛躍し、お客様から大きな評価を得たのです。というのも、災害発生時に自治体職員の方々は災害対策本部を立ち上げ、被害情報を集約し、避難所を開設するなど、様々な業務に関する情報を入力する必要があります。さらに地図データは別のシステムとして独立していたので、それらの情報を逐一付き合わせながら判断する必要がありました。それを一つの地図画面上にあらゆる情報を表示させられるようにしたのが、アドソル日進の開発した防災システムだったのです。これにより、自治体職員の方々は災害の混乱時でも現状把握が容易になり、最適な判断を下せるようになるのです。そして、この防災システムをさらに全国的に展開しよう、と今回のプロジェクトチームが誕生したのです。

プロジェクトに参加した時の気持ち、
担当した役割は?

私はそもそもこの防災システム開発の主要メンバーの一人だったこともあり、そのままこのプロジェクトにも参加することになりました。ただ、就職活動の際に東日本大震災を経験し、防災の大切さを痛感していただけに改めて身が引き締まる思いでしたね。現在の私の役割は、プロジェクト内の一つのプロジェクトについて、プロジェクトリーダを務めています。小規模ながら入社後初めてのリーダ挑戦で戸惑うこともありますが、スケジュールの作成やメンバーの作業管理を行っています。また、この防災システムでは自治体ごとに地図(ハザードマップ)上にどのような情報を載せるかカスタマイズすることができるため、それぞれのお客様の要望を聞きながら、より分かりやすい地図になるよう、データの選定を行ったり、地図上の見え方を工夫したりすることも私の役割です。

このプロジェクトで苦労している点、
うれしい瞬間は?

まず、このプロジェクトの一番の問題はお客様の要望を聞き出すという部分です。というのも、災害時というのは非常時です。お客様にとってもその状況で何が必要なのか想像しながら要望をまとめるのは簡単な作業ではありません。そして、こちらとしてもただお客様の要望を聞けばいいわけではありません。システムに落とし込む上で必要な情報を、必要な時期までに整えることが求められます。さらに自治体という組織の特性上、確認に関わる人数が増え、その分時間も要します。これらの要因が重なりプロジェクトの進行が予定通り進まない時は苦労しますね。逆に、自分が携わったシステムが実際にお客様のところで動いているのを見ると、「頑張って良かった」と思いますね。このプロジェクトではありませんが、同様のシステムが国際会議の警備シミュレーションで役立ったという話を聞いた時はうれしかったですね。ただ、本当は災害時の業務支援システムは使われないのが一番だと思うのですが…。

このプロジェクトの未来、
あなた自身の今後の目標を教えてください。

現在はお客様から要望を聞き出し、お客様の「ほしいもの」を形にしていますが、この先はお客様の「ほしくなるもの」を提供できるプロジェクトに成長していくと良いなと思います。つまり、全国の様々な自治体の要望や課題が、私たちのところに集約されることで、一つの自治体では実現できない進化を遂げていければと思うのです。さらに、GISというエンジン自体の活用方法は防災システム以外にも広がる可能性を秘めていると思います。たとえば気象情報と組み合わせることで、また新しい価値が生まれるかもしれません。そうして私自身、より多くの人たちと一緒にゼロからシステムをつくりあげることに関わることができればと考えています。

アドソル日進の、ここが魅力!

幅広い業種にまたがった業務がたくさんあり、たとえば社会インフラでも鉄道や航空、電力、ガス、金融、医療など選択肢が広いことは当社の大きな魅力です。また、私の場合はお客様と関わりたいと希望を述べたため、その準備としてプロジェクトリーダをさせていただいています。タイミングも良かったと思いますが、希望する方向に業務をシフトさせてくれました。このように、社員のチャレンジを後押ししてくれる会社ですので、手を挙げれば意見が通ることが多いです。