PERSON 05

新しい挑戦がやりがいを生み、
仲間と達成感を分かち合う。
L.D.L
グローバル開発推進部
2013年入社
医学工学総合教育部 組込み型統合システム開発専攻卒

入社動機と
これまでの仕事について

大学まではベトナムで暮らしていて、アルゴリズムやシステム設計について学んでいました。大学卒業後、日本語学校での語学習得を経て、大学院でロボットのプログラミング、回路設計などの研究に取り組みました。私たちベトナム人にとって、日本は文化やものの考え方が似ているので留学先として人気があります。そのため、ベトナムに進出する日系企業は近年増えているものの、ベトナム国内では日本語を使える人はまだ少ないのが現状。そのような社会的な課題を解消すべく、日本とベトナムとの架け橋役になる夢を抱いていたことがアドソル日進への入社のきっかけでした。大学院で研究していたZigBee(近距離無線通信技術の一種)の知識を活かせる開発環境がアドソル日進にあることや、ベトナム人の先輩がすでに活躍している話を聞いていたので安心して入社しました。入社後は社会システム事業部に配属。社会インフラに関わる大規模なプロジェクトへの参加から始まり、設計、実装までを通して担当できる機会が徐々に増えていきました。3年目に入ると新規開発案件の主要メンバーとして参加し、最新技術を応用したサーバ構築や基盤ソースの作成を行いました。先端的な取組みを実施するからには、他のチームにとって見本となるようなシステム作成を目指しました。

現在の仕事内容と
やりがい

入社4年目からは、中国でのオフショア開発の案件に従事するようになりました。物理的に離れた場所にいる人たちと共に開発に取り組むのは初めてでしたが、日本国内で手順書を作成し、オフショア側の中国のメンバーがその手順書の通りに環境構築や実装を仕上げてくれました。遠くの相手とのコミュニケーションを齟齬なく行えたことにも満足でした。その後、アジャイル開発という新しい開発手法を取り入れた案件に参加。アジャイル開発がこれまでの手法と異なるのはスピードです。「アジャイル(俊敏)」という意味の通り、お客様と協働しながら短い期間で実装、テストまでを行い、レビューの可否に従って翌週には新しい課題に着手していきます。設計書よりもお客様とのコミュケーションが重視されるスタイルで、開発に関する知識だけではなく人間力も試されます。これまでのやり方が通用しないといった障壁を感じることがある一方で、お客様との距離が近いスタイルの仕事のため、実際にシステムを動かしたときの喜びや感謝の言葉をダイレクトにいただけるようになり、仕事のやりがいも大きくなりました。私を含めて開発に携わる人たちにとっては、モチベーションの維持が仕事の成果を左右します。システムの完成を皆でハイタッチして喜び合う。そんな時間をもっと増やしたいと思うようになりました。現在はこれまで取り組んできたアジャイル開発と並行し、グローバル開発の部門に携わっています。アドソル日進は、私の出身地ベトナムや、中国で開発センタを開設するなど、海外拠点での開発を本格化させています。技術面ではもちろんですが、文化、人的交流の部分でも力を発揮していきたいです。

今後の目標と
会社の魅力

入社して6年。その間、自らの成長を実感できていますが、これまでの成功は先輩方の心強いフォローのおかげです。今後さらに大きな規模のプロジェクトを担当する際は、自分が牽引役となりメンバーをしっかりとマネジメントできるよう自己研磨していきたいです。同時に、お客様やメンバーとのコミュニケーションを通じて信頼の向上も心掛けたいと思っています。そのうえでベトナム(ダナン)のオフショア開発センタの管理を担当し、健全な運営を実行することが今後の目標です。アドソル日進はグローバル展開に注力しているので、私の夢を実現できるチャンスがあります。また、社員を大事にしてくれるのも大きな魅力。資格取得のフォローや新しい仕事へ挑戦する意欲を応援してくれる人たちばかりです。パスポートの期限が近付くと連絡してくれるなど、制度面でも外国人社員の日常生活への気遣いを感じることが多く、ありがたく思っています。

これまでのキャリア

1年目
入社1年目で5つの資格を取得することができました。
2年目
調査から設計、実装まで一人で案件を担当する機会が増え、担当する範囲も広がっていきました。
4年目
中国とのオフショア開発が順調に進み、出張が不要になるなどの成果を出せました。
5年目
アジャイル開発に参加。高い技術力を持ったメンバーが集まる刺激的な環境を経験。
6年目
グローバル開発推進部へ異動。ベトナムと日本の架け橋になるのが目標です!