PERSON 06

当社初の情報セキュリティ
フォーラムで、会社代表として
プレゼンテーションを成功。
S.K
ソリューション事業本部
セキュリティ・ソリューション事業部
(米国サンノゼR&Dセンタ勤務)
2006年入社
工学部卒

入社動機と
これまでの仕事について

食品、メーカー、ITなど、就職活動を始めたときは業界を絞らず、自分に合う企業を探しました。技術職へのこだわりもなく、あらゆる可能性を探っていく中で、もともと興味があり大学で専攻していたIT業界へ進むことを決意。当社が独立系のSIer(=システムインテグレータ)だったこと、加えて事業領域が広く多種多様のプロジェクトに参画できる機会に恵まれていることが決め手となり、入社を決意しました。実際、入社後は4年目まではカーナビの地図や速度メータの表示システムを統合した新たな車載OSの研究開発に従事。5年目からは通信モジュールの開発と、幅広い領域に携わっています。通信モジュールの開発プロジェクトでは、設計からテストまで全工程を一人で担当しました。当時は新しい領域だったこともあり、私立大学や国内家電メーカーと連携して、実証実験を繰り返し行う日々。まだシステムの仕様が固まっておらず、設計段階から試行錯誤の連続でしたが、逆にそれがやりがいでもありました。

現在の仕事内容と
やりがい

10年目からは、会社として力を入れているIoT機器を守る情報セキュリティ製品の開発に従事しています。このプロジェクトには自ら手を挙げて異動しました。時代的にもIoT機器向けの情報セキュリティの重要性が高まり、これから発展していく領域です。「挑戦してみたい」と上司との面談の際はもちろん、日頃から口にしていたこともあり、会社が実現してくれました。以前からお付き合いのあるアメリカのLynx社※の情報セキュリティ製品「LynxSECURE」を、日本国内における総代理店として扱い、IoT機器メーカーやインフラ関連企業などのお客様への導入サポートを展開しています。そのため、シリコンバレーのLynx社で製品特徴やデモンストレーションの構築を学びました。製品技術は今後もさらなる習得が必要となりますが、技術や知識をどのようにセキュリティに応用していくか習得できたのは貴重な体験でした。また2015年夏、当社は初のセキュリティフォーラムを開催。Lynx社の社長やセキュリティ領域の第一人者など著名な方々約300名を招待するという一大イベントの中、プレゼンテーションを行う機会を頂きました。準備期間は約5ヶ月。技術者視点ではなくユーザ視点に置き換えた発表が求められる場で、当初は不安もありました。何度も社長にチェックしていただきながら練習し、本番では高評価をいただくことができました。この経験から、自ら主となり積極的に行動し、周りを巻き込んで仕事を進めるということがどういうことなのか、わかった気がしました。今では、このセキュリティフォーラムは毎年開催しており、業界でも注目のイベントとなっています。

今後の目標と
会社の魅力

現在、サンノゼR&Dセンタに駐在し、IoTセキュリティ製品のシステム内部を隅々まで理解し、知識を深め、技術を磨き、自分のものにすべく日々奮闘しています。将来的にはセキュリティに関して社内外問わず一目置かれる情報セキュリティのエキスパートとして、幅広いお客様に提案できるようになることが目標です。IoT機器の情報セキュリティシステムの第一人者として、新たな製品のプレゼンテーションを行えるくらい成長したいですね。また、当社は社員の個性を大切にするという社風があり、挑戦したいことに対して積極的に手を挙げれば任せてくれます。事業領域が幅広い分チャンスは多いため、何かやりたいことがあれば実現できる環境が整っています。事実、私は実現しました。きっと、情報セキュリティ領域を習得していく中でまた新たに実現したいことが生まれるでしょう。そのときは今回と同じように、また自ら手を挙げて挑戦したいと思います。

※Lynx社:Lynx Software Technologies, Inc.

これまでのキャリア

3年目
ある自動車メーカーの車載OSに携わる。仕事を任されることで責任感を身につけました。
8年目
通信モジュールの開発に追われる。一人で全工程に携わる難しさ、面白さを知りました。
10年目
自ら手を挙げ、セキュリティ製品の開発プロジェクトチームに参加しました。
10年目
セキュリティフォーラムで会社の代表として一大プレゼンテーションの機会を得ました。
11年目
アメリカ・カリフォルニア州、サンノゼへ。IoTセキュリティの第一人者を目指します!